初めに!
外壁塗装の業者を選ぶ場合の注意点
外壁塗装の業者を選ぶ場合には、注意点があるので、
まずその点から解説したいと思います。
その注意点とは、悪質な外壁塗装の業者が多いという点です。

上のグラフからわかるように、外壁塗装の被害相談件数は毎年5,000件を超えており、
多い年は8,000件ほどとなっています。
この件数は、1日あたりに換算すると15件から20件ほどになります。
この事から、外壁塗装の業者を選ぶ場合は、
信頼できる業者に依頼することが重要だと言えます。
しかし、一般の方々は外壁塗装の業者をほとんど知らないと思います。
CMで外壁塗装の業者の広告が流れることも、ほとんどないと思います。
ですので、一般の方が信頼できる外壁塗装の業者を選ぶ事は難しいと思いますので、 次に信頼できる外壁塗装業者を選ぶ方法について解説したいと思います。
信頼できる外壁塗装の業者を選ぶ方法
信頼できる外壁塗装の業者を選ぶ方法として、簡単な方法があるので、
その方法を紹介したいと思います。
それは、外壁塗装業者の一括見積もりサービスを使う方法です。

外壁塗装業者の一括見積もりサービスとは、
外壁塗装業者とは別の第三者機関が、
依頼者の地域の数社の外壁塗装業者に対して、同時に料金の見積もりを依頼するサービスです。
外壁塗装業者の一括見積もりサービスのほとんどは、無料で利用することができます。
この外壁塗装業者の一括見積もりサービスには、多くの外壁塗装業者が登録されていますが、 外壁塗装業者が一括見積もりサービスに登録するためには、 厳正な審査を通過する必要があります。
ですので、外壁塗装業者の一括見積もりサービスには、 基本的に信頼できる外壁塗装業者のみが登録されているという事になります。
また、このサービスを利用すると、依頼者はそれぞれの外壁塗装業者の提示した料金を比較できるので、 安い業者を選ぶ事ができるメリットもあります。
一括見積もりサービスを利用するメリットのまとめ
外壁塗装業者の一括見積もりサービスを利用すると、 信頼できる業者に依頼する事ができますし、また複数の業者の料金を比較することができるので、 費用の安い業者を見つけることができます。

外壁塗装業者の一括見積もりサービスを利用する場合は、主に2つのメリットがあるので、 とてもおすすめのサービスですが、 外壁塗装業者の一括見積もりサービスは、たくさんあります。
一括見積もりサービスはたくさんある
外壁塗装業者の一括見積もりサービスはたくさんあるので、 次にそれらの一括見積もりサービスの中で、 どのサービスを選べば良いのかが問題になってきますが、 本サイトでは、多くの方々に利用されている一括見積もりサービスが、 最も信頼性が高いだろうと判断しています。
ですので、本サイトでは外壁塗装業者の一括見積もりサービスの中で、 とても実績の多い業者を紹介したいと思います。
ひたちなか市の外壁塗装一括見積もりサービスおすすめ3選

NO1.ヌリカエ

NO2.外壁塗装の窓口

(出典元:https://gaiheki-madoguchi.com/)
サービス名 | 外壁塗装の窓口 |
---|---|
利用料金 | 無料 |
対応地域 | 全国(ひたちなか市対応) |
特徴 |
|
公式サイト |
外壁塗装の窓口は、月間利用者数が30万人以上なので、
国内トップクラスの実績があります。
ですので、外壁塗装の窓口もとてもおすすめです。
また、お断り代行制度とは、依頼する業者が決定した場合に、 他の業者を断る時に、外壁塗装の窓口の相談員が、 お客さんに代わって、お断りの連絡をしてくれる制度です。

NO3.外壁塗装の案内所

(出典元:http://www.tosou-mitumori.com/lp04r/)
サービス名 | 外壁塗装の案内所 |
---|---|
利用料金 | 無料 |
対応地域 | 全国(ひたちなか市対応) |
特徴 |
|
公式サイト |
外壁塗装の案内所の総利用者数は、100万人以上なので、
外壁塗装の案内所もとても多くの実績があります。
ですので、外壁塗装の案内所もとてもおすすめです。
また、外壁塗装の案内所では、業者からの営業電話は一切ありません。
また、見積もりの段取り、現地調査の日時調整、一括見積もり後の質問・要望、
値下げ交渉、お断りの連絡など、全て担当者が代行してくれます。
ここからは、外壁塗装に関連する情報を解説したいと思います。
マンションの外壁塗装

マンションの外壁塗装の費用相場
マンションの外壁塗装の費用相場を、 下の表にまとめました。
戸数 | 費用相場 |
---|---|
5戸 | 60から110万円 |
10戸 | 150から200万円 |
20戸 | 220から420万円 |
30戸 | 380から650万円 |
50戸 | 700から1,000万円 |
100戸 | 1,300から2,000万円 |
マンションのように、大規模な建物の修繕では、
外壁塗装以外の修繕工事も同時に行う場合が多いです。
外壁塗装以外の修繕工事費用の内訳は、屋根の防水、床の防水、
外壁材代、給水設備、仮設工事などがあります。

メンテナンスの時期
マンションの外壁塗装のメンテナンスの時期は、
10年から15年くらいです。
塗料の種類、外壁材の種類、周辺環境によって、
時期は異なります。
また、メンテナンス時期が10年未満であっても、
外壁のひび割れ、チョーキング現象、雨もりなどのシミ、
コンクリートの剥離などの劣化が生じている場合は、
早めの補修が必要となります。

マンションの外壁塗装の必要性
マンションも、戸建て住宅と同様に、
外壁は徐々に劣化していくので、
定期的な補修が必要です。
また、マンションの場合は、
外壁の汚れや劣化が起きると、
資産価値が下がるので、
戸建て住宅よりも、
外壁の補修の必要性は高いと言えます。

マンションの外壁塗装工事の流れ
マンションの外壁塗装工事の流れは、 戸建て住宅の場合とだいたい同じで、 足場の組み立て→養生→高圧洗浄→外壁の補修→塗装→足場解体、といった流れになります。

マンション外壁塗装工事でのトラブル

1.騒音
足場を組む時解体する時、補修工事をしている時に、
大きな音がする場合が多いです。
また、足場を組む作業は、戸建て住宅の場合は1日で終わりますが、
マンションの場合は、だいたい1週間から2週間くらいかかるので、
戸建て住宅の場合よりも、騒音がする期間が長くなります。

2.窓を開けられない
外壁塗装の工事中は、窓を養生するので、
その間は窓を開けることができません。
窓を開けられないと、洗濯物を干せない場合がありますし、
夏の場合にエアコンがない状態だと、
室温がかなり高くなって、過ごしづらくなる場合があります。
また、エアコンがあったとしても、
エアコンの室外機を養生している場合は、
エアコンが使えないという事になります。

入居者への連絡が必要
外壁塗装の工事中は、
騒音や匂い・ホコリなどの問題が生じますし、
工事の日程などを知らせないといけないので、
事前に入居者への連絡が必要です。
また、マンションの周りにの建物がすぐ近くにある場合は、
周りの建物の住人にも、
騒音や匂い・ホコリなどの問題が生じる可能性があるので、
周りの建物の住人にも、事前に連絡が必要となります。

外壁塗装の色選び
マンションの外壁塗装の人気の色は、
白、グレー、ブラウンなどです。
白は清潔感や高級感のある印象になります。
また、グレーは汚れが見立ちにくかったり、色褪せしにくいというメリットがあります。
また、ブラウンは、自然で落ち着いていて、また温かみのある印象になります。
また、マンションの年齢層に偏りがある場合は、
年齢層に合わせた色選びが望ましいです。
若者が多い場合は明るめの色を選んだり、
高齢者が多ければ落ち着いた色を選ぶという具合です。
また、周囲の建物・環境に合わせた色選びも重要です。
また、マンションの色選びは、
マンションの資産価値に関係するので、
慎重に行った方が良いでしょう。

マンションの外壁塗装の塗料選び
外壁塗装の塗料は、たくさんの種類があって、
それぞれの塗料によって、価格や耐用年数に違いがあります。
ですので、マンションをどのくらいの期間、利用するのかによって、
塗料の選び方が変わります。
また、外壁塗装をする場合は、
騒音・匂いなどの問題が生じるので、
短いサイクルでの外壁塗装を避けたい場合は、
耐用年数の長い塗料が適しています。

マンションの外壁塗装の期間
マンションの外壁塗装の期間の目安は、50戸未満だと2ヶ月から3ヶ月くらいで、
50戸以上だと3ヶ月以上です。
しかし、外壁塗装と同時に、屋根工事・防水工事など、
他の工事も行う場合は、
それよりも長い期間になる場合があります。
また、工事の期間は、作業員の人数や天候によっても変わります。

マンションの外壁塗装に適した季節
外壁塗装に適した季節は一般的には、
春と秋と言われます。
しかし、マンションの外壁塗装の場合は、
秋だと問題点があります。
それは、気温が低くなる点です。
マンションの場合は、
外壁塗装にかかる期間が長くなります。
50戸以上だと3ヶ月以上かかる場合があります。
もしもこの場合に、9月から工事を開始するとした場合に、
工事が終わる時期は12月頃になります。
しかし、12月は地域によっては、
気温がかなり下がるので、5℃以下になる場合があります。
しかし、外壁塗装に使われる塗料は、
気温が5℃以下では、基本的に塗ることができません。
ですので、気温が5℃以下になる時期の前には、
工事が終わっていなくてはなりません。
これらの事から、マンションの外壁塗装に適した季節は、 春でしょう。

マンションの外壁塗装の費用を抑える方法

1.管理会社を利用しない
管理会社経由で、外壁塗装をする場合は、 中間マージン(手数料)が多くかかる可能性があります。

2.相見積もりをとる
マンションの外壁塗装の費用を抑えたい場合は、
相見積もりをとることが重要です。
しかし、相見積もりをとったからといって、
必ずしも安い金額になるとは限りません。
ですので、マンションの費用相場を把握していた方が良いです。
外壁塗装業者の選び方

選び方1.一括見積もりサイトを利用する
外壁塗装の業者の中には、悪徳業者が混じっています。
ですので、悪徳業者を避けることが大切になります。
その簡単な方法として、一括見積もりサイトの利用があります。
業者が一括見積もりサイトに登録するためには、
厳正な審査を通過する必要があります。
ですので、悪徳業者はその審査を通過することができないため、
一括見積もりサイトに登録されている業者は、基本的に優良な業者になります。
また、一括見積もりサイトを利用すると、複数の業者による見積もりがとれるので、
費用が安い業者を選ぶことができます。
このように、一括見積もりサイトを利用すると、 悪徳業者を避けることができる点と、費用が安い業者を選べる点の2点大きなメリットがあるので、 本サイトでは一括見積もりサイトの利用をおすすめしています。

一括見積もりサイトの選び方
一括見積もりサイトの選び方の主なポイントは、
実績、担当者がどこまでしてくれるかの2点です。
一括見積もりサイトによっては、
月間の利用者数が60万人以上にもなります。
このように、利用者数が多いと、信頼性が高いでしょう。
また、一括見積もりサイトの担当者は、
サイトによっては、業者とのやり取り(見積もりの段取り、
現地調査の日時調整、一括見積もり後の質問・要望、値下げ交渉、
お断りの連絡など)を全て代行してくれます。
業者の営業トークを聞きたくないような方の場合は、
担当者が全て代行してくれるサイトが適しています。

選び方2.許可・資格があるか否か

1.塗装技能士
塗装技能士は、技能検定制度(国家資格)の一種で、
都道府県職業能力開発協会(問題作成などは中央職業能力開発協会)が実施する資格です。
また、塗装技能士は、1級、2級、3級の級数に分かれています。
1級は実務経験が7年以上必要なので、
比較的難易度が高いです。
塗装技能士の1級、2級の資格を持っている作業員のいる業者は、
ポイントが高いです。

2.外壁診断士
外壁診断士の資格は、
一般社団法人全国住宅外壁診断士協会が認定する民間資格です。
外壁診断士の資格は、外壁の性能と課題に対処する専門的な知識を有していて、
また依頼者に公正なアドバイスや提案ができる能力がある者に与えられます。
外壁の塗装をする前には、外壁の修理・補修をする必要があるので、
外壁診断士の資格を持っている者がいれば、
的確な作業を行うことができるという事になります。
また、外壁診断士は、構造性能、耐火性能、耐久性能、快適性能、経済性能の5点の観点から、 外壁を診断できるので、外壁診断士の資格を持っている者がいれば、 信頼性の高い塗装ができると言えるので、ポイントが高いです。

3.外装劣化診断士
外装劣化診断士は、一般社団法人住宅保全推進協会が実施していて、
建物の外装(屋根や壁など)の劣化状態を、
正確に診断するための知識と技能を有している者に与えられる資格です。
外装劣化診断士は、外壁の構造、防水、
建築材料(外壁材、塗料)、外壁の劣化状態に関する知識を有しています。
外壁の劣化を的確に判断できれば、
塗装の前に行われる外壁の修理・補修を適切に行うことが可能となります。
ですので、外装劣化診断士の資格を持っている者がいれば、ポイントが高いです。

選び方3.ホームページから業者の実体が読み取れる

1.そもそもホームページを持っていない
それぞれの会社では、だいたいホームページがありますが、
ホームページの内容を見ることで、
その会社がどのような会社なのかを判断することができます。
しかし、業者の中には、そもそもホームページを持っていない所もあると思います。
ホームページを持っていない業者は、信頼性に疑問が生じます。
外壁塗装の業者の中には、悪徳業者が多いことを考慮すると、
このような業者は、避けた方が良いと思います。

2.代表者のプロフィールが書かれている
また、ホームページの中に、多くの場合代表者のプロフィールが書かれています。
しかし、悪徳業者の場合はどうでしょうか。
会社名や代表者名は、知られたくないと思うでしょう。
ですので、悪徳業者の場合は、
ホームページにわざわざ代表者のプロフィールは書かないでしょう。
ですので、悪徳業者を避けるために、
代表者のプロフィールが書かれているのか否かも、
外壁塗装の業者を選ぶ場合の判断材料になります。

3.業者の規模・存続年数を見る
業者の従業員の数や存続年数を見ると、
業者の実績や信頼度がわかります。
従業員の数が多く、また存続年数が長い業者の方が、
実績が多いので、信頼性が高いと言えます。

選び方4.保証が充実している

1.保険に加入しているかどうか
外壁塗装の業者が、建設工事保険や請負業者賠償責任保険に加入していれば、
工事中に建物が破損したり、放火、火災、盗難、
第三者によるいたずらなどによる様々な損害に対して、
補償するのが建設工事保険です。
このように、外壁塗装の業者が、建設業者向けの保険に入っていると、
予期せぬ損害が生じても、保証で賄うことができます。

2.工事後の保証がしっかりしているかどうか
お店で電化製品を買うと、保証が付いているように、
外壁塗装でも保証が付いていると安心です。
外壁塗装をしてから、1年から2年くらいで、
塗装が剥がれる可能性も、否定はできません。
人為的なミスで、塗料を間違える可能性だって全くないとは言い切れません。
ですので、外壁塗装の保証が付いていると安心ですが、
外壁塗装の保証期間は、5年から10年の場合が多いです。

選び方5.自社施工業者かどうか
外壁塗装の依頼を受けた業者が、
自社施工業者ではなくて、下請け業者を使う業者の場合は、
依頼主と施工主とのやり取りの内容が、
下請け業者まで、しっかりと伝達されていない場合があります。
ですので、工事の品質が低下する恐れがあります。
また、施工主が下請け業者を使う場合は、
中間マージンと言われる手数料が発生します。
この手数料が、外壁塗装の費用に追加される事になります。
ですので、外壁塗装の依頼を受けた業者が、 自社施工業者ではない場合は、 工事の品質が低下する恐れがある点と、 中間マージンの分費用が増える点の2つのデメリットがあるので、 自社施工業者だと、ポイントが高いです。

選び方6.見積書が詳しく書かれているのかどうか
見積書には、使用する塗料やそのメーカーが記載されているかどうか、
また工程ごとに細かく書かれているかなど、
詳しく記載されているかどうかが大切です。
外壁塗装一式〇〇円など、大雑把に書かれていては、
詳細がわからないので、不安になってしまいます。
見積書が大雑把だと、
依頼者のことをしっかり考えてくれている業者なのか疑問が生じます。
ですので、見積書を見ることで、業者の実体・質が垣間見えます。
ですので、見積書が詳しく書かれている業者は、
ポイントが高いです。

選び方7.外壁塗装業者の種類

1.外壁塗装の専門業者
外壁塗装の専門業者ということは、
外壁塗装の実績が多いと考えられます。
また、外壁塗装に詳しい業者なので、
信頼性が高いと言えます。
しかし、外壁塗装の専門業者であっても、
下請けを使っている場合があるので、
その場合は、費用が高めになります。
外壁塗装の専門業者は、総合的に判断すると、
ポイントは高いです。

2.ハウスメーカー
ハウスメーカーとは、主に新築工事を行っているメーカーです。
ハウスメーカーにお世話になっている依頼主の場合は、
外壁塗装もハウスメーカーにお願いしたいと思うかもしれません。
ハウスメーカーは、大手メーカーの場合が多いので、
信頼性が高いからです。
また、ハウスメーカーだと保証をしっかり付けてくれるので、
その点は安心感があります。
また、悪徳業者ではないと、ほぼ断定できるので、
その点も安心です。
しかし、ハウスメーカーが外壁塗装を行う場合は、
工事は下請け業者が行う事になります。
また、ハウスメーカーに依頼する場合は、
間接的に広告費もかかるので、費用が高くなるデメリットがあります。
ですので、ハウスメーカーに依頼するのは、
ポイントは高くなりません。
ところで、新築の時にハウスメーカーにお世話になっている依頼主の場合は、 ハウスメーカーの保証で、外壁塗装を行ってもらえる場合があるので、 その場合は、ハウスメーカーに依頼するべきです。

3.ホームセンター
ホームセンターでも、外壁塗装を依頼できる場合があります。
ホームセンターは、大手企業が多いので、
安心感があると思います。
また、悪徳業者ではないと、ほぼ断定できるので、
その点も安心です。
しかし、ホームセンターは、ハウスメーカーのように、
下請け業者を使う事になるので、
中間マージンが発生しますし、また間接的な広告費もかかるので、
ハウスメーカーのように、費用が高くなるデメリットがあります。
ですので、外壁塗装をホームセンターに依頼するのは、
ポイントは高くなりません。

4.リフォーム業者
リフォーム業者とは、外壁塗装に限らず、
建物の外装・内装工事などのリフォーム工事を行っている業者です。
リフォーム業者に依頼する場合は、
外壁塗装のついでに、屋根の補修工事などの別のリフォーム工事ができるメリットがあります。
しかし、リフォーム業者の場合は、
ホームセンターと同様に、
自社施工を行っていないので、その分費用が高くなります。
ですので、リフォーム業者に依頼するのは、
ポイントは高くなりません。

5.訪問販売業者
訪問販売業者は、自社で外壁塗装をせずに、
外壁塗装を下請け業者にまかせる事になります。
ですので、中間マージンが発生するので、費用が高めになります。
また、訪問販売業者は、トラブルが多いです。
リフォームに関する被害相談の大部分が、訪問販売での契約に関するものとなっています。
ですので、訪問販売業者に依頼するのは、
ポイントが低くなります。
外壁塗装をする適切な時期・季節

外壁塗装をする時期

1.外壁塗装をする時期の目安
外壁塗装をする時期の目安は、
平均的には10年くらいです。
しかし、外壁塗装に使われる塗料には、
多くの種類があり、それぞれの種類で耐用年数が変わるので、
塗料によって外壁塗装をする時期が変わります。
また、外壁塗装をする時期は、塗料だけではなくて、
外壁材によっても変わります。
外壁材が劣化すると、
外壁に使われていた塗料に関係なく、
外壁塗装の必要性が生じる場合があります。

2.外壁塗装に使われる塗料の耐用年数
外壁塗装に使われる塗料の耐用年数を、 下の表にまとめました。
塗料の種類 | 耐用年数 |
---|---|
アクリル | 約3年から |
ウレタン | 約5年から |
シリコン | 約7年から |
フッ素 | 約13年から |
ピュアアクリル | 約13年から |
光触媒 | 約15年から |
無機 | 約15年から |
上の表から、外壁塗装に使われる塗料の種類によって、
耐用年数が大きく異なることがわかります。
また、塗料の種類がわかれば、外壁が劣化していなくても、
外壁塗装をする時期を予測することが可能です。

3.外壁塗装をする時期のサイン
1つ目は、チョーキング現象です。
チョーキング現象とは、雨や紫外線などにより、
塗膜が劣化することで、塗料に含まれる顔料が粉状になる現象です。
チョーキング現象が生じていると、
雨を弾く能力が低下しているので、
どんどん劣化が進んでいきます。
2つ目は、カビ・コケです。
カビ・コケが生えているという事は、
外壁が劣化して、外壁に水分が含まれているという事になります。
それをずっと放置していると、
外壁が腐食して崩れてくる恐れがあります。
3つ目は、変色です。
紫外線により、塗料に含まれる顔料が劣化すると、
徐々に変色して、色がくすんでいきます。
4つ目は、ひび割れです。
これは、塗料・外壁材がひび割れすると、
その隙間から雨水が侵入してしまいます。
放置していると、内部からも劣化が進んでいきます。
5つ目は、膨れです。
膨れとは、塗装が膨れ上がる現象です。
外壁材と塗膜の間に、水分が入り込んでしまうと、
膨れる場合があります。
6つ目は、剥がれです。
これは、塗料の劣化により、塗料が剥がれる現象です。
剥がれを放置していると、水分が外壁材にまで侵入するようになり、
外壁材の耐久性が低下していきます。

外壁塗装が適した季節とは

1.外壁塗装の塗料を塗れない条件
外壁塗装に使われる塗料には、塗れない条件があります。
それは主に、湿度が85%以上、気温が5℃以下、雨天です。
ですので、この条件に引っかからなければ、
多くの場合外壁塗装をすることができます。

2.外壁塗装が適した季節とは
日本は縦長なので、地域によって、気候が大きく変わります。
例えば、北海道では冬だと最低気温がマイナス20℃以下になることがありますが、
沖縄だと冬でも最低気温が0℃以上です。
ですので、外壁塗装が適した季節は地域によって変わるのですが、
大雑把に言いますと、外壁塗装が適した季節は春と秋です。
外壁塗装の塗料は、湿度が高いほど、乾きにくくなります。
また、外壁塗装の塗料は、35℃以上だと、
塗膜に泡が生じやすく、性能・作業性が落ちるというデメリットがあります。
また、夏は台風が来ることが多いです。
夏は1年の中で、最も湿度が高い時期ですし、
気温が高くなりすぎますし、台風が多いので、比較的外壁の塗料を塗るのに適していません。
また、冬は温度が低くなるので、塗料を塗るのに適していません。
台風シーズンに外壁塗装をしたらどうなるの?

台風に限らず雨が降ったり塗装はできない
台風に限らず雨が降ったら塗装はできません。
塗料が乾く前に、雨水が付いてしまうと、
塗料が流れてしまったり、綺麗な仕上がりになりません。
また、塗料が水で薄まってしまうと、
塗料本来の機能が発揮されず、劣化しやすくなります。

台風が来たら足場はどうなるの?
台風が来たら、足場が倒壊する可能性はゼロではありません。
外壁塗装の工事中に台風が来る時は、
業者は足場倒壊の対策をします。
足場の強度を強くするために補強をしたり、
メッシュシートを畳んだり、
壁当てをしっかりと固定させたりします。
これらを行うことで、通常は足場の倒壊の心配はないです。
しかし、台風の威力は場合によっては、とても強くなるので、
対策をしても足場が倒壊する危険性があります。

台風がきた場合の工事への影響
強風により、屋根瓦、タイル、雨樋、雨戸などのパーツが、
飛ばされる場合があります。
ですので、その場合は外壁塗装の他に、
飛ばされたパーツの補修をしなくてはならなくなります。
そうなると、工事の期間が長引く事になります。

台風被害は火災保険が適用される場合がある
火災保険は、風害や豪雨などの自然災害で適用されます。
ですので、火災保険をかけている場合は、
台風被害を受けた後に、保証してもらうことが可能です。

台風シーズンの外壁塗装はあまり適していない
台風シーズンの外壁塗装は、足場が倒壊する可能性があります。
また、台風シーズンは夏ですが、
夏は気温が高くなりすぎて、塗料を塗るのにあまり適した気温ではありません。
また、夏は湿度が高くなるので、塗料が乾くのが遅くなるデメリットもあります。
台風シーズンの外壁塗装は可能ではありますが、
しかしそれらの理由で、あまり適してはいません。
外壁塗装に使う塗料は油性と水性のどっちがいいの?

油性塗料の特徴
油性塗料には、シンナー等の有機溶剤が使われています。
有機溶剤は、身体にとても良くないと言われています。
また、有機溶剤は身体だけではなくて、
環境にも良くないので、これらの問題点があります。
また、油性塗料は、希釈する時に溶剤を使いますが、
溶剤は強溶剤と弱溶剤に分かれます。
強溶剤には、ラッカーシンナー、アクリルシンナー、ウレタンシンナー、
エポキシシンナーがあります。
また、弱溶剤は、塗料用シンナーを使います。

水性塗料の特徴
水性塗料は、希釈する時にシンナーを一切使用しません。
希釈する時は、水を使います。
ですので、水性塗料は身体・環境に優しい塗料です。
また、水性塗料はニオイもかなり抑えられています。

油性塗料のメリット・デメリット

1.油性塗料のメリット
油性塗料に使われるシンナーには、
耐久性の高い塗膜を作る作用があります。
ですので、油性塗料は耐久性が高いです。
また、油性塗料は乾燥が早く、外壁との密着性が高いです。
また、光沢性が高く、耐薬品性も高いです。
また、水性塗料が使えない場所では、
油性塗料が役に立ちます。

2.油性塗料のデメリット
油性塗料には、シンナーが使われますが、
シンナーはニオイがかなり強いです。
状況によっては、近隣への配慮が必要となります。
また、油性塗料はシンナーが使われている事から、
身体・環境に良くないです。

水性塗料のメリット・デメリット

1.水性塗料のメリット
1つは、ニオイがあまりない点です。
水性塗料の希釈液は水なので、
シンナーなどによるニオイがありません。
また、2つ目のメリットは、
1液性のものが多い点です。
1液性とは、希釈剤を使うことなく、
そのまま塗れるという意味です。
1液性のものだと、希釈液を使わないので、
作業の手間が省けますし、希釈液の分量の調節を失敗することもありません。

2.水性塗料のデメリット
1つは、金属の塗装に適さない点です。
水性塗料は、金属との密着度が低いので、
金属サイディング、トタンなどの外壁材には、
塗ることができません。
また、デメリットの2つ目は、
ツヤが少ない点です。
水性塗料は、油性塗料に比べて、
ツヤが少ないです。
また、デメリットの3つ目は、
濃い色を出すのが苦手な点です。
ですので、水性塗料は淡色系のものが
多いです。

油性塗料・水性塗料の選び方

1.ニオイが気になる方
ニオイが気になる方は、
水性塗料が適しています。
油性塗料は、シンナー等が使われているので、
ニオイがきつく、塗装時にニオイが室内に入ってくる場合があります。
また、近隣の住宅までニオイが届く場合があるので、
トラブルの原因になることがあります。

2.機能性で選びたい方
油性塗料は、耐久性・防汚性が優れています。
油性塗料はツヤが出るので、
紫外線に耐える力がやや強く、また汚れにくいです。
また、水性塗料は金属への密着度が低いので、
金属に使えないデメリットもあります。

3.環境・身体への影響を考える方
妊婦や赤ちゃんが油性塗料に含まれるシンナーを吸い込むと、
身体に悪影響を与える場合があります。
また、油性塗料に含まれるVOC(有機溶剤など)は、
SPM・PM2.5の発生源ですが、
SPM・PM2.5は、呼吸器に影響を及ぼしたり、
気管支炎・ぜんそくなどを引き起こす場合があります。
また、油性塗料に含まれるシンナー等の有機溶剤は、
光化学スモッグの原因物質なので、
環境によくありません。

4.塗料代を抑えたい方
水性塗料は、油性塗料よりも安い傾向があるので、 塗料代を抑えたい方は、水性塗料を選んだ方が良いです。

5.ツヤのある外壁にしたい方
油性塗料は、光沢が強いので、 ツヤのある外壁にしたい方は、 油性塗料が適しています。

水性塗料の機能は向上している
塗料の耐久性は、
油性・水性の違いだけではなくて、
樹脂の違いなども関係していますが、
水性塗料の耐久性が徐々に向上しています。
また、水性塗料は使用できる外壁の範囲が多くなってきているので、
水性塗料が多く選ばれるようになってきています。
外壁塗装の費用相場

外壁塗装の費用相場
建売住宅の平均坪数は約30坪で、
注文住宅の平均坪数は約40坪なので、
平均的な一戸建の広さは、30坪から40坪くらいになりますが、
30坪から40坪くらいの外壁塗装の平均相場は、
60万円から130万円になります。
坪数と外壁塗装の費用相場の関係は、
だいたい下の表のようになります。
坪数 | 費用相場 |
---|---|
10坪 | 約20から40万円 |
20坪 | 約40から70万円 |
30坪 | 約60から100万円 |
40坪 | 約80から130万円 |
50坪 | 約100から160万円 |
60坪 | 約120から200万円 |
70坪 | 約140から230万円 |
80坪 | 約160から260万円 |
90坪 | 約180から290万円 |
100坪 | 約200から320万円 |

外壁塗装の費用の内訳
外壁塗装の費用の内訳はだいだい、塗料代、足場代、施工費、その他になります。
この中で、最も割合が多いのが塗料費です。
外壁塗装の費用の中の40%ほどは、塗料代になります。
しかし、外壁塗装に使われる塗料の種類はたくさんあり、
アクリル塗料のものだと、1㎡あたりだいたい1,000円からになりますが、
光触媒塗料だと、1㎡あたりだいたい5,000円からになります。
ですので、外壁塗装に使われる塗料の価格は、塗料の種類によって大きく変わるので、
外壁塗装の費用の中の塗料代の割合も、塗料の種類によって大きく変わります。
また、外壁塗装の費用の内訳のその他の中には、高圧洗浄代、養生代、飛散防止ネット代、
シーリング代、廃棄物処理代、人件費などがあります。
外壁塗装の養生とは、
建物を塗料から守るために、シートで覆ったりすることです。
また、シーリングとは、壁のひび割れやつなぎ目などの隙間を埋めることです。

塗装費用を決定する為の要因

1.塗装面積
塗装費用は、塗装面積に大きく関係しています。
ですので、塗装面積が広ければ広いほど、
塗装費用は増えていきます。
また、塗装面積は坪数・階数と相関関係があります。
ですので、坪数・階数がわかれば、
たいたいの塗装面積を予想できます。
また、塗装面積は窓の数や大きさによっても、
変わってきます。

2.築年数
建物は、築年数が長くなるに従って、
劣化が進みます。
シーリング材の状態によっては、
取り替える必要が出てきます。
ですので、築年数が長いと、塗装を行う前の補修作業が増えることになるので、
その分、費用が増えることになります。

3.塗料の種類
外壁塗装に使われる塗料の種類は、たくさんありますが、
それらの費用は、種類によって大きく異なります。
1㎡あたりの費用は、安い塗料だと1,000円ほどになりますが、
高いものだと5,000円以上になります。
塗装費用は、塗料代が大きな割合を占めるので、
塗料の種類は、塗装費用に大きく影響してきます。
また、塗料の価格が高く、品質が良いものは、
耐用年数が長くなるので、それだけ塗装が長持ちするという事になります。
また、塗装する色の種類を増やしたり、
調色(色をオーダーメイドする)を行う場合は、追加で費用が発生します。
調色を行う場合の追加費用は、
5万円ほどです。

4.下請け会社の有無
外壁塗装を依頼した業者が、下請け会社を使っている場合は、
中間マージン(手数料)が発生します。
また、中間マージンの割合は、20%から30%ほどと、
かなり大きな割合になります。
ですので、下請け会社を使っている業者に依頼した場合は、
中間マージンの分、塗装費用が高くなります。
また、足場工事、補修工事、
シーリング工事、塗装工事を別々の会社で行っているような場合は、
その分、中間マージンの費用が更に増えてしまいます。

5.土地の環境
暑い地域、寒い地域、海が近い地域など、
環境によって、適した塗料を使うことが望ましいです。
暑い地域ならば遮熱塗料、寒い地域ならば断熱塗料、
海が近い地域ならば塩害に強い塗料を使う場合があります。
また、建物と建物の間隔が狭いようなケースでは、 専用の足場を使う必要があるので、その分費用が増えますし、 また建物のすぐ横に、木などの植物が植えられている場合は、 その植物に対する養生も必要となるため、 その分費用が増える事になります。

6.足場
足場代(足場を組み立てる場合にかかる費用)は、
塗装費用の中の10%から20%を占めるので、
塗装費用に大きく影響しています。
建物が大きかったり、高かったりする場合は、
それに応じて、足場代も高くなってきます。
また、先程お伝えしたように、
特殊な足場を使う場合は、
通常よりも費用が高くなります。

7.施工業者
目先の利益重視で考えている業者や、 リーズナブルな価格での外壁塗装をすることで、 会社の信頼性を高めることを重視している業者や、 赤字経営が続き、会社の経営が行き詰まっている業者など、 色々な業者があるので、 施工業者によって、塗装費用が変わってきます。

塗料代の費用相場
外壁塗装の塗料には、多くの種類がありますが、 それぞれの塗料の耐用年数と費用の関係を、 下の表にまとめました。
塗料の種類 | 耐用年数 | 費用相場/㎡ |
---|---|---|
アクリル | 約3年から | 1,000円から |
ウレタン | 約5年から | 1,500円から |
シリコン | 約7年から | 2,500円から |
フッ素 | 約13年から | 3,500円から |
ピュアアクリル | 約13年から | 4,000円から |
光触媒 | 約15年から | 5,000円から |
無機 | 約15年から | 5,000円から |
上の表の塗料の費用は、
3回塗り(上塗り、中塗り、下塗り)を行う場合のものです。
外壁塗装では、通常は3回塗りを行います。
しかし、悪質な業者では、1回塗りの料金を提示する場合があるので、
注意が必要です。
安いと思って決めたら、実は1回塗りの料金だった、
ということにならないように気をつける必要があります。

外壁塗装の費用に関するトラブル

1.追加費用
見積もりの時点では、安い金額を提示していて、
後から追加の工事をすることで、
合計金額を釣り上げる悪質な業者が存在します。
ですので、追加の工事をする場合は、
追加費用がかかるのか否かを、しっかりと確認したほうが良いです。

2.大幅値引き
大幅値引きをしてくれるのは嬉しい話のようですが、しかしこのような話をする業者は、
基本的に怪しいです。
外壁塗装の工事を行うためには、最低限の費用がかかるため、
大幅値引きをするのは難しいです。
ですので、大幅値引きをするという業者は、
悪質な業者の可能性があります。
最初の見積額を、高く設定していたり、
また手抜き工事をする可能性があります。
手抜き工事をされたとしても、素人にはその判断が難しいです。
ですので、大幅値引きをするという業者は、注意した方がいいです。

費用相場よりも高くなるケース

1.外壁の劣化が激しい
外壁の劣化が激しい場合は、
塗装をする前に、外壁の補修作業が必要になるので、
その分費用が増えます。
外壁の補修作業では、ひび割れの補修をする場合は、
コーキング代がかかります。
また、サビが進んでいる場合は、
ケレン作業(鉄の部分の塗装をする前にサビを落とす作業)代がかかります。
また、雨漏れによって、基礎が腐っているような、
酷い状態の場合は、外壁の張替えを行うなど、
大掛かりな工事になる場合があります。
そうなると、費用が大幅に増えてしまいます。

2.下請けを使っている業者の場合
外壁塗装の依頼を請け負った業者が、
外壁塗装の工事を、下請けに依頼する場合があります。
この場合、外壁塗装の依頼を請け負った業者と、
実際に外壁塗装の工事をする業者が、別々になっているという状態です。
例えば、ハウスメーカーに外壁塗装の依頼をする場合が、
このケースに該当します。
ハウスメーカーで新築した方の場合は、
外壁塗装もハウスメーカーにお願いしたいと思われるかもしれませんが、
施工費用は、費用相場よりも高くなります。
ハウスメーカーに依頼した場合は、
高品質な塗料が使われたりするので、
この点も施工費用が費用相場より高くなる要因になっています。
また、外壁塗装の依頼を請け負った業者が、 下請けに依頼すると、中間マージン(手数料)が発生しますが、 中間マージン(手数料)は、施工費用の20%から30%くらいなので、 かなり高額になります。

3.悪質な業者に依頼した場合
悪質な業者に依頼してしまった場合は、
不当な高額費用がかかる場合があります。
酷い場合だと、費用相場の倍の金額になります。
また、悪質な業者は最初は安い金額を提示しておいて、
後から追加費用を請求し、
合計すると、費用相場を上回る費用になるケースもあります。
外壁塗装の被害相談件数は、
年間に5,000件以上にもなるので、
外壁塗装の依頼をする場合は、
悪質な業者を選ばないように注意しなくてはなりません。

値引き交渉はした方が良いのでしょうか?
見積額が、外壁塗装の費用相場よりも、明らかに高い場合は、
値引き交渉は有効です。
しかし、外壁塗装の業界は、価格競争が激しいです。
相見積もりがよく行われるので、見積額がすでに限界ギリギリまで、
値引きされている場合が多いと思われます。
ですので、見積額が費用相場よりも安い業者に値引き交渉をしても、
断られる場合が多いでしょう。
また、値引きが出来たとしても、その分手抜き工事をされる危険もあるので、
強引な値引き交渉は行わない方が良いでしょう。
冬に外壁塗装をする場合

地域によっては冬は外壁塗装が出来ない
外壁塗装は、適さない環境があります。
その1つが気温5℃以下です。
5℃以下だと、塗料が固まるまでに時間がかかりますし、
またその気温だと結露しやすいのですが、
外壁が結露した状態では、塗装ができません。
話は戻りますが、冬だと気温が5℃以下になる地域があります。
それは、だいたい東北・北海道です。
ですので、冬の東北・北海道の地域は、
外壁塗装に適していません。

冬に外壁塗装をするメリット

1.台風が来ない
台風は主に夏に来ますが、冬はほとんど来ません。
台風が来ると、外壁塗装の工事ができません。
ですので、工期が長引く事になります。
また、台風が来ると、強風により足場が倒壊する危険性があります。

2.工事がスケジュール通りになりやすい
台風が来ると、外壁塗装の工事ができませんが、
冬は台風がほとんど来ないので、
台風によって工期が長引く事が、ほとんどありません。
また、外壁塗装は雨が降っていると、
塗装の工事ができませんが、
冬は比較的降水量が少ない季節です。
ですので、冬は外壁塗装の工事がスケジュール通りになりやすいです。

3.費用が安くなる場合がある
冬は外壁塗装の閑散期です。
ですので、冬は業者は工事数を確保するために、
キャンペーン価格を設定したり、割引する場合が多いです。

4.冬の外壁塗装は比較的過ごしやすい
外壁塗装のペイントをする工程の前に、窓を養生しますが、
冬だと気温が低いので、窓を開ける必要がなく、
養生により窓を開けられなくても、
あまり困りません。
また、隣の家も冬は窓を閉めている場合が多いですし、
塗料の匂いが室内にあまり入って来ないので、
比較的過ごしやすくなります。

冬に外壁塗装をするデメリット

1.工期が長くなる
冬は気温が低くなりますが、
低くなりすぎて、気温が5℃以下になると、
基本的に塗装を行うことができません。
塗装を行うことができないと、
工期が長くなります。
また、冬は気温が低くなるので、
塗料の乾燥時間が長くなる傾向があります。
塗料の乾燥時間が長くなると、
その分工期が長くなります。
また、冬は日没が早いので、
1日の作業時間が短くなります。
この事からも、冬は工期が長くなりやすいです。

2.暖房が使えなくなる場合がある
外壁塗装の工事中は、エアコンの室外機が外されたり、
養生される場合があります。
こうなると、エアコンは使えないという事になりますが、
冬にエアコンが使えないと、エアコン以外の暖房器具がない家庭にとっては、
困る事になります。
外壁塗装の日数・工程

外壁塗装でかかる日数
外壁塗装の工事の期間に関しては、
平均的には7日から10日です。
しかし、外壁塗装は雨が降っているとできない工程があります。
ですので、梅雨の時期や雨が降り続く時は、
それよりも期間が延びます。
また、外壁塗装の契約をしてから、工事に取り掛かるまでの日数もかかりますが、
その期間はだいたい1ヶ月くらいです。
ですので、契約をしてから塗装が完了すまでの期間は、
1ヶ月から2ヶ月くらいになります。
また、外壁塗装を依頼する業者を探し始めてから、
契約するまでの期間もありますが、
その期間はだいたい、2週間から3週間くらいです。
ですので、外壁塗装を依頼する業者を探し始めてから、
塗装が完了するまでの期間は、
1ヶ月半から3ヶ月くらいになります。
ですので、外壁塗装は塗装が完了するまでに、
少なく見積もっても1ヶ月半くらいかかるという事で、
長い期間がかかります。

外壁塗装をする時期に注意
外壁塗装は5℃以上の温度がないと、
作業ができないという制約があります。
その成約がある理由は、5℃以上の温度がないと、
塗料が固まりづらくなったり、結露する場合があるからです。
ですので、北海道のように冬に気温がとても低くなるような地域の方の場合は、
冬に外壁塗装を行うことができません。
ですので、気温が5℃を下回らない時までに、
塗装を完了する必要があります。
ですので、それを踏まえた上で、
早い時期から外壁塗装を依頼する業者を探し始めないといけないという事になります。
ですので、気温が5℃を下回る時が来る2ヶ月以上前に、
外壁塗装の業者を探し始めた方が良いという事になります。
しかし、沖縄のように、冬でも5℃以上になる地域住んでいる方の場合は、
外壁塗装の業者を探し始める時期は、気温に関しては気にする必要がありません。
しかし、どの地域に住んでいても、雨が降っている場合は外壁塗装ができないので、
梅雨の時期など、雨には注意する必要があります。

外壁塗装が完了するまでの全工程

1.外壁塗装をする時期を決める
外壁塗装をする場合は、
余裕を持って、塗装が完了する3ヶ月前以上から、
外壁塗装をする時期を決めるのが望ましいです。
また、外壁塗装は5℃以上の温度がないと、
作業ができないという制約があるので、
その事を踏まえた上で、外壁塗装をする時期を決める必要があります。

2.業者を探す
業者を探す場合は、まず悪徳業者を避ける事が重要です。
本サイトでは、そのための方法として、
一括見積もりサイトの利用をおすすめしています。
一括見積もりサイトを利用すると、
悪徳業者を避けることができますし、
安い業者を探せるメリットがあります。

3.見積書をもらう
見積書を作るためには、
まず現地調査を行う必要があります。
ですので、見積書をもらうまでには、時間がかかりますが、
だいたい1週間から2週間くらいになります。

4.業者を決定し契約
見積書を見て、納得ができれば業者と契約をします。
外壁塗装にかかる費用は高額なので、
しっかりと考えて、業者を決めましょう。

5.色選び
外壁塗装の色選びは、非常に重要です。
外壁の色は、簡単に変えられるものではありません。
一度塗ると、だいたい10年はその色です。
また、色を選ぶ場合は、好きな色にすればいいというものではありません。
面積効果など目の錯覚について知っておいた方がいいですし、
近隣の家と調和した色を選ぶことも大切です。
色選びに失敗しないように、しっかりと考えて色を決めましょう。

6.外壁塗装工事の開始
外壁塗装の工事の期間は、平均的には7日から10日です。
しかし、天候により長引く場合があります。

7.ご近所さんへの挨拶
「わざわざ、ご近所さんへ挨拶しないといけないの?」と思われたかもしれません。
実は、外壁塗装の工事中に、ご近所さんに迷惑をかける可能性があります。
どいう場合かと言いますと、「塗料が飛んで隣の家の敷地内に入った」
「塗料を塗っている時に匂いがひどくて窓が開けられない」
「足場にいる作業員から隣家の室内が丸見え」
「泥棒が足場を使って隣家に侵入する危険性がある」
「足場を組む作業がうるさい」などがあります。
ですので、工事が始まる前には、
ご近所さんにこれらの事を伝えておくと良いでしょう。

8.足場の組み立て
工事が始まると、まず足場を組みます。
足場は、外壁の高い場所を塗装するために必要となります。
足場の設置にかかる期間は、だいたい1日です。

9.高圧洗浄
高圧洗浄とは、高圧洗浄機を使って外壁の汚れやカビ・コケを取り除くための工程です。
高圧洗浄の作業は、1日かかります。

10.養生
養生とは、窓のように塗料を付着させてはいけない部分に、
ビニールシートなどを使って、保護する作業です。
養生の工程は、しっかりと行わないと綺麗な仕上がりにならないので、
大事な工程です。
この工程も、だいたい1日かかります。

11.塗料を塗る
塗料を塗る場合は、下塗り、中塗り、上塗りの3つの工程が基本です。
下塗りは、外壁面を均一にならしたり、中塗り塗料を外壁面に密着しやすくする効果があります。
下塗りでは、透明・白系の塗料が使われます。
また、下塗りにかかる期間は1日です。
塗料を塗った後は、乾燥させる時間が必要なので、
その日のうちに中塗りの作業に移行することはできません。
また、下塗りが終わった後は、
中間検査をします。
中塗り・上塗りの工程を1度行うと、
一切後戻りができなくなります。
ですので、下塗りの工程が、しっかり行われているかどうかを、
しっかりとチェックする必要があります。
その後は、中塗りを行います。
中塗りでは、色選びで決めた色の塗料を塗っていきます。
中塗りが終わると、次は上塗りです。
上塗りの時に使う塗料は、中塗りの時と同じものです。
ですので、同じ塗料を重ね塗りしていきますが、
2回塗ることで、膜厚(塗料の被膜の厚み)を付けます。
膜厚を付けることで、塗料本来の耐久力を発揮します。

12.最終検査
上塗りが終わった後は、最終検査を行います。
塗り残しやはみ出しなどがないか、入念にチェックします。

13.足場解体
最終検査が終われば、足場を解体していきます。
足場を解体する場合は、多少音が出る場合があります。

14.外壁塗装の完了
足場解体が終われば、外壁塗装の完了です。
DIYで外壁塗装はできるの?

DIYで外壁塗装はできるの?
DIYは、do it yourselfの訳なので、
自分自身でやるという意味になります。
ですので、外壁塗装をDIYでやるのは、
普通は無理です。
なぜかというと、外壁塗装をするためには、
基本的に足場を組む必要がありますが、
そのためには業者に依頼しないといけないからです。
業者に依頼するという事は、
自分自身でやっていないので、
DIYに当てはまらないと思います。
しかし、1階建ての家や、屋根を使って2階部分の外壁を塗装できるような家などでは、
足場がなくても、DIYが可能です。

DIYの外壁塗装がおすすめできない理由

1.塗料を塗るのが難しい
塗料を塗る場合は、ムラなく塗らないといけませんし、
乾燥する前に塗り終わらないといけません。
塗料を塗る事に慣れている方以外の場合は、
塗料を塗るのは難しいと思います。

2.時間がかかる
外壁塗装の工程には、高圧洗浄、養生、補修、塗料を塗るなどがありますが、
それらを1人で行うと、かなりの期間がかかります。
業者に頼むと、だいたい2週間以内に終わりますが、
社会人が土日のみ1人でやるとなると、2ヶ月以上かかると思われます。

DIYの外壁塗装をするメリット

1.費用が安くなる
平均的な戸建ての建物での外壁塗装にかかる費用は、
だいた100万円くらいですが、
DIYで外壁塗装をする場合は、
50万円くらいです。
足場を組むのに業者に依頼すると15万円くらいで、塗料代が25万円くらいで、
その他で10万円くらいです。
ですので、DIYで外壁塗装をすると、
費用が半分くらいになります。

2.業者探しの手間が省ける
外壁塗装の業者の中には、悪徳業者が存在していますし、 業者によって、価格にかなり差が付く場合があるので、 外壁塗装の業者選びは、しっかり行わないといけないのですが、 DIYの場合は、業者選びをしないので、 業者探しの手間が省けます。

DIYの外壁塗装をするデメリット

1.塗装が難しい
素人が塗料を扱うのは、難しいですし、
塗装をする場合も、ムラなく塗るのは難しいです。
ですので、綺麗な仕上がりにならない可能性が高いです。

2.期間が長くなる
社会人が1人で土日のみに外壁塗装を行うと、
2ヶ月以上かかると思われます。
業者に頼んだ場合は、工事に関しては7日から10日くらいなので、
業者に頼む場合よりも、かなり期間が長くなる事になります。

3.耐久性が弱くなる
塗料の耐久性は、適切に塗った場合に発揮されますが、
素人が間違った塗り方をした場合は、塗料の本来の機能が発揮されないので、
耐久性が下がることになります。
また、塗装をする前の補修を適切に行わないと、
耐久性が下がりますが、素人はしっかりと補修するのは難しいので、
その点からも耐久性が下がります。

4.専門的な知識が必要になる
外壁塗装に使われる塗料の種類は色々あるので、
塗料を選ぶためには、塗料に関する知識が必要です。
また、塗料の塗るためには、塗り方の知識が必要になりますし、
養生をするための知識も必要です。
また、補修の仕方についても知っている必要があります。

5.失敗する可能性がある
DIYの外壁塗装は、難易度が高いので、
失敗する可能性があります。
DIYの外壁塗装は、業者に頼む場合よりも費用が安くはなりますが、
それでも50万円くらいかかるので、
DIYの外壁塗装を失敗してしまうと、
かなり高額の金額を無駄にすることになります。

6.危険
2階部分の塗装を行う場合は、高いので転落する危険性があります。
外壁塗装の工事中に、転落する事故は多いです。
素人は、特に気を付ける必要があります。
また、作業中はヘルメットをかぶりましょう。

自分で外壁塗装をする場合に必要なもの
足場を組む作業以外に関しては、 高圧洗浄機、塗料、養生シート、コーキング材、 ローラー、ハケ、バケツ、ブラシなどが必要です。

DIYの外壁塗装の工程
DIYの外壁塗装の工程は、
業者に依頼する場合と、あまり変わらないので、
高圧洗浄、補修、養生、塗料を塗るという流れになります。
ただ、DIYの場合は、材料や道具を自分で用意する必要があるので、
事前に材料や道具を買う必要がありますし、
また、外壁塗装に関する知識を得る期間も必要となります。

DIYの外壁塗装を成功させるポイント

1.洗浄をしっかり行う
高圧洗浄機を使って、外壁をしっかり洗浄することが重要です。
しっかりと洗浄ができれば、塗料を塗った時に密着度が上がるので、
塗料の本来の機能を発揮することができます。

2.しっかりと養生をする
養生をすることで、綺麗な仕上がりになりますし、 周りが汚れるのを防ぐことができるので、 手を抜かずに、しっかりと養生をすることが大切です。

3.塗料は上から塗る
塗料を塗る時は、基本的に上から塗っていきます。

足場を組まずに外壁塗装はできるのか?
高所作業台を使って外壁塗装をするという方法はあり得ます。
高所作業台を使えば、2階部分の外壁も塗装が可能です。
しかし、高所作業台は倒れる危険性があります。
また、しっかりしたものだと、10万円以上とかなり高額です。
また、脚立やはしごを使って外壁塗装をする方法もあり得ます。
しかし、この場合はペンキの入った容器を置く場所がないので、
ローラーで塗るたびに、はしごを降りてペンキの入った容器にローラーを付けないといけないので、
余計な手間がかかると思われます。
断熱塗料・遮熱塗料を使った時の効果

断熱塗料とは
断熱塗料とは、太陽光による熱が、建物内に入るのを防ぐ塗料のことです。
夏になると、外壁の温度は50℃以上になる場合があります。
外壁の温度が高くなると、その熱により建物内の温度も高くなるケースがありますが、
断熱塗料を使うと、外壁の温度が上がるのを抑えることができます。

断熱塗料の仕組み
断熱塗料には、2つの作用があります。
1つは、温度を上げない作用で、もう一つは熱を伝えにくくする作用です。
断熱塗料には、中空ビーズなどによって空気層ができ、
それにより熱の伝導を妨げる仕組みになっています。
また、外壁の温度が上がる原因は、太陽光の中の赤外線ですが、
断熱塗料には、赤外線を反射させる作用があります。

断熱塗料の効果

1.冷暖房費の節約
断熱塗料には、熱の伝導を妨げる作用があるので、
その作用により、外部の熱だけではなく内部の熱も伝わりにくいので、
室内の保温効果があります。
ですので、冬は暖房費の節約に繋がりますし、
夏は冷房費の節約に繋がります。

2.結露の発生を抑える
断熱塗料には、熱の伝導を妨げる作用がありますが、
その作用により熱の伝導が遅くなります。
このことで、外気温と室内温度の差が大きくなるのを防ぐので、
結露を抑えることができます。
結露を抑えられれば、
カビの発生や木材の腐敗・劣化を防ぐことができます。

3.耐久性が高いので長持ちする
断熱塗料は他の塗料に比べると、費用が高くなりますが、
しかし耐用年数が長いという特徴があります。
外壁塗装に使われる普通の塗料の耐用年数は、
7年から15年くらいですが、
断熱塗料の耐用年数は、
だいたい15年以上になります。

4.防音効果がある
断熱塗料は他の塗料に比べると、
塗布部は厚くなる傾向があります。
ですので、断熱塗料を使うと、防音効果が高まります。

断熱塗料と遮熱塗料の違い
先程お伝えしたように、
断熱塗料には温度を上げない作用と熱を伝えにくくする作用がありますが、
遮熱塗料の場合は、温度を上げない作用はありますが、
熱を伝えにくくする作用はありません。
この点が、断熱塗料と遮熱塗料の違いです。
ですので、遮熱塗料は、保温効果がありません。
また、遮熱塗料は夏に効果を発揮しますが、
保温効果がないので、冬は効果がありません。

断熱塗料のデメリット

1.価格が高い
断熱塗料は耐用年数が長い傾向がある反面、
価格が高くなります。
外壁塗装でよく使われる塗料の価格は、1,500円/㎡から5,000円/㎡くらいですが、
断熱塗料の場合はだいたい3,000円/㎡以上します。

2.効果がわかりにくい
断熱塗料には、温度を上げない作用と熱を伝えにくくする作用がありますが、
しかしその作用によって、どの程度の効果があるのかは、
実感しにくいです。
建物は、基本的に断熱材が使われているという事もあり、
断熱塗料を使っても、大きな効果が表れるわけではありません。
また、効果があっても、比較する事ができないので、
効果を実感できない場合があります。

3.施工が難しい
断熱塗料は、通常の塗料とは違い、特殊な成分が使われていますし、
乾燥時間が長くなる場合があります。
断熱塗料は、マニュアルに従って適切に使わないと、
本来の性能が発揮できない可能性があります。
ですので、断熱塗料は、施工が難しいです。
レンガの外壁塗装

レンガの外壁の種類

1.レンガ
レンガは100年以上の耐久性があると言われます。
ですので、レンガは歴史的な建造物でよく使われています。
しかし、オーソドックスなレンガを使った外壁は、日本にはほとんどありません。
その理由として、とても重かったりコストがかかるからです。
日本は、地震が多いという特徴があるので、
重いレンガは、日本の特徴に適していません。
また、住宅は通常100年も使わないので、
そこまで耐久性が高い素材を使う必要がないです。
ちなみに、地震に強いレンガも開発されているので、
日本でもレンガの外壁は可能です。

2.レンガ調タイル
レンガ調タイルは、レンガと同様に、粘土から作るタイルですが、
レンガのデザインになっているので、見た目はレンガにかなり近いです。
レンガ調タイルは、軽量なので日本の住宅に適しています。
また、レンガ調タイルには、湿式工法と乾式工法の施工方法があります。
湿式工法では、外壁にタイルを貼り付けるのに対して、
乾式工法では、タイルを外壁に引っ掛けていきます。

3.レンガ風サイディングボード
サイディングボードとは、外壁に貼り付けるパネル状の外壁材のことです。
サイディングボードの中に、
レンガ風のデザインになっているものがあります。
レンガ風サイディングボードの見た目は、
オーソドックスなレンガにかなり近くなっています。
また、レンガ風サイディングボードは、
施工が簡単で費用が安いというメリットがあります。

レンガは外壁塗装できるの?

1.レンガ
レンガは耐久性が優れた素材なので、 基本的には塗装の必要はありません。

2.レンガ調タイル
レンガ調タイルは、メンテナンススリーの素材なので、 基本的に塗装の必要はありません。

3.レンガ風サイディングボード
レンガ風サイディングボードは、防水性がありません。
ですので、レンガ風サイディングボードは防水性を出すために、
外壁塗装が必要な素材です。
また、レンガ風サイディングボードを外壁塗装する場合は、
クリアー塗装にすると、
デザインの良さを残したまま塗装することができます。
しかし、クリアー塗装をする場合は、
注意点があります。
1つは、クリアー塗装が劣化してくると、
塗装の表面が白く濁ってくる点です。
2つ目は、外壁の状態が悪い場合は、
補修が必要な点です。
外壁に汚れ・シミがあると、クリアー塗装をしてもそれらが隠れないので、
塗装の前の補修が必要です。

レンガ風サイディングボードの外壁塗装

1.窯業系サイディング
窯業系サイディングは、セメントを高熱処理して作られる素材です。
窯業系サイディングは、価格が安く耐震性・耐火性に優れているので、
日本で多く使われています。
サイディングボードを外壁に貼り付ける時は、
ボードとボードの継ぎ目にシーリング材を埋めていきます。

2.窯業系サイディングのメンテナンス
窯業系サイディングは、水に弱いというデメリットがあります。
ですので、メンテナンスが必要ですが、
窯業系サイディングの耐久年数は、10年ほどと言われます。

3.窯業系サイディングの補修
窯業系サイディングでは、ボードの継ぎ目にシーリング材が使われていますが、
時間の経過と共にシーリングが劣化するので、
定期的にシーリング材の補修が必要です。
ですので、窯業系サイディングの外壁塗装では、
シーリング材の補修が必要になります。
火災保険を使うと外壁塗装が無料になる

火災保険を使うと外壁塗装が無料になる理由
建物の所有者が、火災保険に加入している場合に、
災害によって外壁が破損してしまった場合は、
火災保険が適用されると、補修費用を保険会社が全額払ってくれます。
しかし、火災保険が適用されるためには、いくつかの条件があります。

外壁塗装に火災保険が適用される条件

条件1.外壁の破損原因が災害による場合
外壁塗装に火災保険が適用されるためには、
外壁の破損原因が災害による場合です。
ここでいう災害とは、火災、自然災害(風害、雪害、豪雨など)です。
風害とは、強風、台風、竜巻による被害です。
雪害とは、大雪、ひょう、落雪による被害です。
豪雨とは、雨、洪水、高潮、土砂崩れによる被害です。
水害、窃盗、騒擾(集団によって起こされた騒ぎや秩序の乱れ)は、
契約内容によって異なります。
また、地震による火災や破損は、火災保険には適用できません。
地震による火災は、地震保険に入っていないと補償が適用されません。
一方で、落雷による火災や破損は、火災保険が適用される可能性が高いです。

条件2.被災から3年以内に申請する
外壁塗装に火災保険が適用されるのは、被災から3年以内のみです。
この申請期限は、保険法により決められているので、
どの会社の保険でも、申請期限は一緒です。
また、申請したのが被災から3年以内だからといって、
必ずしも保険の適用になるとは限りません。
被災から保険の申請までの期間が長くなると、
被災の原因が災害であると示すことが難しくなっていきます。
ですので、火災保険の申請は、早ければ早いほど良いです。
また、火災保険が適用されることを知らずに、
自費で工事を行ってしまった場合に、
申請から3年以内であれば、保険を申請することができます。
しかし、この場合も被災の原因が災害であると示すことができないと、
保険が適用されません。

条件3.補修費用が火災保険の免責金額以上である
補修費用が、それぞれの保険会社で定められた規定額(免責金額)よりも低い場合は、
火災保険の適用外になります。
また、免責金額は、契約内容によって異なりますが、
一般的には20万円ほどです。

損害保険会社から保険金が支払われるまでの流れ
- step1.外壁塗装業者に見積書を依頼する
- step2.保険会社に申請書を提出
- step3.保険会社による現場調査
- step4.審査
- step5.保険金の支払い
火災保険が適用されるためには、被災から3年以内に申請する必要があります。
ですので、この点を事前に確認しておきます。
また、保険会社に申請する前に、
外壁塗装業者に損害箇所の見積書を依頼します。
その理由は、保険の申請書を提出する時に、
修理内容の見積書が必要になるからです。
書類が揃えば、保険会社に申請書を提出します。
その後、保険会社が現場調査をして、
保険の適用対象なのかどうかを判断します。
そして審査が通れば、
保険金が支払われます。
また、保険会社に申請してから、保険金が支払われるまでの期間は、
保険法により30日以内と定められています。

火災保険を利用した悪徳業者に注意
自己負担が無料になる事をやたらとアピールしたり、
保険金請求の代行を訴えるような業者は、
注意が必要です。
悪徳業者によっては、高額な手数料やキャンセル料を請求してきます。
また、保険会社に虚偽の申告をして、
保険金の額を釣り上げようとします。
このような悪徳業者を利用しないように注意する必要があります。

火災保険を使っても保険料は上がらない
火災保険を使って、外壁塗装の費用が支払われると、
翌年から保険料が上がると思われるかもしれません。
しかし、火災保険を使っても、基本的に保険料は上がりません。
火災保険を使っても、特にデメリットはないので、
安心して火災保険を使って良いと思います。
外壁塗装をする場合は助成金がもらえるの?

外壁塗装で助成金や補助金を受け取れる場合がる
外壁塗装の助成金・補助金が受け取れる制度は、
国では行っていませんが、
都道府県・市区町村によっては、外壁塗装の助成金・補助金が受け取れる場合があります。
都道府県・市区町村によっては、リフォームを支援する制度がありますが、
そのリフォームの中に、外壁塗装が含まれている場合は、
助成金・補助金が受け取れるということになります。
しかし、都道府県・市区町村によっては、 助成金・補助金を受けられる条件が異なるので、 事前に交付条件をしっかり調べておくことが重要です。

外壁塗装の助成金・補助金が受け取れる条件の例

1.遮熱塗料を使う
外壁塗装に遮熱塗料を使うと、太陽光を反射するので、
室内の温度を下げることができます。
遮熱塗料によって、夏の暑い時期に、エアコンの使用量を抑えることが可能になるので、
遮熱塗料はエコな塗料です。
しかし、遮熱塗料の値段は、外壁塗装でよく使われるシリコン系の塗料よりも、
2倍くらい高くなります。

2.エコリフォームを行う
エコリフォームとは、特殊な資材を使って、
外壁・天井・窓などを、断熱改修するリフォームのことです。
断熱改修をした場合も、
室内の温度を下げることができます。
外壁塗装をする時に、同時にエコリフォームを行うことで、
助成金・補助金の対象となる場合があります。

3.通常のリフォームを行う
通常のリフォームは、エコとは関係はないのですが、 地方自治体が、人口の増加や産業振興を目的として、 通常のリフォームに補助金・助成金を出す場合があります。

4.その他
外壁塗装の助成金・補助金が受け取れるその他の条件の例は、 外壁塗装の着工前に助成金・補助金の申請をしている、 全ての書類が揃っている、税金を滞納していない、 申請地域に居住している、過去に同様の助成金・補助金を受け取っていないなどがあります。

理由1.助成金・補助金を受け取るまでの流れ

1.情報収集
まず、居住地で助成金・補助金の支援を行っているのか否かや、
また行っている場合は、どのような条件になっているのかを調べる必要があります。
こちら(地方公共団体における住宅リフォームに係わる支援制度検索サイト(令和4年度版))のサイトを利用すると、それらを調べることができます。
また、居住地で助成金・補助金の支援を行っているとしても、 先着順になっている場合があったり、時期が限定されている場合があるので、 注意が必要です。

2.申請
助成金・補助金の申請をする場合は、
基本的には外壁塗装の着工前に、申請をする必要があります。
また、申請をするためには、様々な書類が必要です。
例えば、申請書、住宅の登記簿謄本、設計図書、外壁塗装工事の見積書・契約書、
現場写真などがあります。
また、ヒートアイランド対策の制度を利用する場合は、 日射反射率の測定証明書類、また一般のリフォームの制度を利用する場合は、 戸籍全部事項証明書、住民票除票などが必要になることもあります。

3.工事完了報告書・請求書の提出
工事が終わったら、工事完了報告書・請求書を提出する必要があります。

4.助成金・補助金を受け取る
必要な手順を踏み、申請の許可が下りれば、 1ヶ月から2ヶ月ほどで助成金・補助金を受け取ることができます。

助成金・補助金を受け取れる金額
一般的な助成金・補助金の金額は、
改修工事費用の5%ほどになります。
ですので、その割合で工事費が100万円の場合は、
5万円が助成金・補助金ということになります。
また、地方自治体によっては、
改修工事の20%が、助成金・補助金になる場合もあります。

助成金・補助金を使う以外に費用を抑える方法

1.火災保険を使う
外壁の劣化が自然災害によるものだと認定されると、
火災保険を使って、外壁塗装の工事をできる可能性があります。
場合によっては、外壁塗装工事の費用を、
火災保険で全額払える場合があります。
外壁の劣化が自然災害によるものだと認定される条件としては、
被災したのが3年以内で、
工事費用の見積金額が火災保険の免責額を超える場合です。
火災保険の免責額というのは、
自己負担金額のことです。
火災保険の免責金額は、だいたい20万円に設定されていることが多いです。

2.住宅ローン控除(減税)を利用する
住宅ローン控除とは、個人が住宅ローンを利用した場合に、
所得税の控除が受けられる制度です。
住宅ローン控除の正式名称は、「住宅借入金等特別控除」です。
また、住宅ローン控除は2022年に改正されて、
環境を配慮した住宅を優遇するように変わりました。
政府は、環境性能の高い住宅の普及を目指しています。
以前の控除率は1%、控除期間は10年間でしたが、
2022年の改正により、控除率は0.7%、
控除期間は13年(既存住宅・増改築は10年間)に変わりました。
住宅ローン控除の適用条件には、 中古住宅の場合は、 1982年1月1日以降に建築された住宅であること、 耐震基準に準じている、 一定の省エネ改修工事などのように、 細かく規定されています。

3.相見積もりをとる
複数の業者に見積もりを依頼することで、
工事費の安い業者を探すことが出来ます。
本サイトでは、おすすめの外壁塗装の一括見積もりサイトを紹介しているので、
そちらを利用すると、費用を抑えることが可能です。
外壁塗装中に留守にしてもいいの?

外壁塗装中に留守にしてもいいの?
外壁塗装中に留守にしても、基本的には問題がありません。
外壁塗装は室外の工事なので、
作業員が室内に入る必要はないため、1日中留守でも作業ができます。
しかし、家を留守にする場合は、
マナーとして、窓のカーテンを閉めましょう。
カーテンが開いていると、中の生活の様子が見られてしまうので、
作業員も気まずくなります。
窓のカーテンを閉めて、プライバシーを保護しましょう。
また、家を留守にする場合は、
全ての窓の施錠をしておきましょう。
これは、防犯の観点と、高圧洗浄時に、
室内に水が入るのを防ぐためです。
ですので、高圧洗浄を行う日を把握しておいた方が良いでしょう。
工事工程表を入手すれば、
高圧洗浄を行う日を把握できます。

外壁塗装の工事中に留守にできない時とは?

1.足場を組み立てる前
外壁塗装をするためには、足場を組み立てる必要がありますが、
足場を組み立てる時に、その障害となるものがある場合に、
その場所を移動しなくてはなりません。
しかし、それを作業員が勝手にすると、
あとからトラブルになる可能性があるため、
足場を組み立てる前には、
基本的に立会人が必要となります。
また、障害物を移動する場合は、
元に戻す時に位置がわからなくなったら困るので、
作業員は移動前の状態を、写真で記録します。

2.完了検査時
塗装が終わった後に、完了検査が行われますが、
この時に仕上がりのチェックを行います。
このチェック時に、立会が必要です。
立会人が、しっかりと仕上がりをチェックして、
塗装が問題なく完了したことを確認します。
この確認を行うことで業者としては、
後から塗装に関するトラブルが発生するのを、防ぐことができます。

工事期間中は空き巣に注意が必要
足場が組まれている状況では、
2階やベランダからの侵入が容易になります。
また、足場に養生シートが設置されている場合は、
養生シートが侵入者を隠してしまうので、
侵入しやすくなります。
ですので、足場が組まれている状況では、
空き巣が侵入しやすいです。
ですので、外壁塗装の工事期間中は空き巣に注意が必要です。
ですので、工事期間中に留守にする場合は、2階の窓もしっかりと施錠した方がよいですし、
夏の暑い時期でも同様です。
暑いからといって、
2階の窓を開けっ放しで、留守にしてはいけません。

外壁塗装の工事は土日祝日に行われるの?
外壁塗装の工事は、
月曜日から土曜日に行われることが多いです。
日曜日・祝日は休みになる場合が多いのですが、
しかし工事の進行具合によっては、
日曜日・祝日でも工事が行われる場合があります。
しかし、日曜日・祝日に工事が行われると都合が悪い場合は、
事前に連絡をすれば、対応してもらえます。